眼からウロコの省エネ術―基礎編
(1)省エネは断熱 (2)創エネは畜マネ (3)スマートXXXXは無駄の撲滅
主催:日本経営士協会 横浜経営支援センター
■ 概 要
省エネの基本は断熱です。これまでは、住宅、家電、電力供給、夫々がバラバラに部分最適化を進めてきました。
住宅は阪神淡路、中越沖地震等を受けて耐震強度基準レベルを上げ、併せて断熱性能基準も向上させてきましたが、断熱性能の観点では欧米に後れをとっています。家電はトップランランナー方式で、省エネ性能で競ってきていますが、住宅とのマッチングの点では不十分です。又、ALL電化では、安全は確保されましたが、エネルギーの無駄使いになっている側面もあります。
昨年3月11日の東日本大震災の地震、津波による原発事故、及び火力発電施設の被害により、電力供給不足が明らかになりました。これまでの様に「欲しいだけ電気を作る」時代は終わり、「地産地消」「自産自消(自産出来るエネルギーの範囲で生活する)」への大胆な転換が求められています。
それらを受けて、ここに来て、省エネ、創エネ、畜エネの動きが急になりましたが、まずは断熱を徹底的に進め無駄なエネルギーを消費しない省エネの徹底が必須です。次に消費するエネルギーを自ら生産する「創エネ」、更には作ったエネルギーを無駄にしないで貯める「畜エネ」が重要です。
幸い、これまでに日本で進めてきた技術開発の結果、「省エネ」、「創エネ」、「畜エネ」の技術は、既に高いレベルに達しています。後は、如何に早くそれらを導入&活用して、省エネ化を進め、炭素排出を押さえ込むかにかかっています。
本セミナーでは、「省エネ」、「創エネ」、「畜エネ」についての基本的な処の理解を深め、これからの長期的な取組みとなる「自産自消」、「低炭素社会」について、考える場を提供します。
又、2010年に、次世代エネルギー・社会システム実証マスタープランが公表され、 全国4か所(横浜市、豊田市、けいはんな学園都市、北九州 )でプロジェクトがスタートしています。世界でITを活用したスマートハウス、スマートシティー、スマートコュニティー、スマートグリッド等、「スマートXXXX」が動き出しています。
スマートXXXXは、ITを最大限に活用して、エネルギーの無駄使いを限界まで抑え込むことを狙ってます。その取組状況についても紹介し、産業の垣根を超えた21世紀のエネルギー需給の「未来」を、皆さんと共有します。