100年に一度と言われるこの大不況により「物やサービスが売れない」と多くの会社や店舗が嘆いているが、実はインターネット経由での取引は好調で、ネット通販大手の楽天とヤフーの昨年12月の取引高は過去最高を記録している。
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不況時には極力外出を控え、家に閉じこもる傾向にあるためにインターネットを閲覧する時間が長くなるためと分析するコンサルタントもいるが、そればかりではなく、店頭で見ていきなり購入するといったいわゆる衝動買いではなく、店頭で実物を確認した後、家に帰ってからインターネットで価格や特典などを比較して、よりお得な買い物をするように店舗を吟味するようになったからだとも考えられるだろう。
これは店舗に限った話ではなく、一般企業でも、例えば営業マンが営業先を訪問した際、提案する商品やサービスに興味を持ってもらったとしても直ぐに契約ということにはならず、営業マンが帰った後でインターネットでその会社を調べ、同時に類似の商品やサービスも調べることだろう。
その結果、他社が優位であれば、他社に発注されてしまうことも少なくない。
不況だからと営業不振に嘆くのではなく、不況時に顧客はどのような行動をするのかを研究し、不況時だからこその戦略を練るべきである。
2009年2月4日 | 筆者:坂上 哲也、 |