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2010 年 5 月 の記事

中小企業の海外展開・輸出について;アライアンスによる解決策

アライアンス

皆様、

こんにちは。グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。

いささか、古い情報になりますが、経済産業省は、2010年2月2日に 「日本の産業を巡る現状と課題」 を発表しました。日本の産業の状況と課題をコンパクトにまとめてありますので、発表当時話題になりました。
幾つかのメディアや分析レポートなどでも評価されました。
この発表の中で、5月中に中間取りまとめを行う予定であることが書かれていましたので、改めて読み返していました。

その中で、私は早急な対応を考える必要な事項の一つを再認識しました。

それは、中小製造業者の海外展開(輸出や海外進出)に対する対応です。現在の日本国内では需要が限られており、日本市場だけに依存しないで事業を行う(集客する)方法を考える必要があります。

「日本の産業を巡る現状と課題」の中でも、「特定グローバル製造業(大企業)以外を、海外の成長市場につなげることで、付加価値を高めることが重要。」と述べています。

大企業と中小企業の違いの一つに、企業規模の大きさから来る人材(人財)の持ち方があります。
大企業の場合、私が以前勤務していた大手AV会社も含めて考えると、海外に販売会社があり、海外駐在要員がいて、更に法務知財担当がいるのが一般的です。

つまり、海外輸出が通常業務として出来るインフラが整っています。

これに比べると、中小企業の場合、海外拠点がないと、全てのインフラを一から作る必要があります。
規模が小さい企業では、海外展開するための人材を確保したり、輸出ノウハウ(契約や物流など)を自前で持つことはほとんど不可能です。また、インフラを整えるには時間もかかります。
中小製造業者が、輸出する一つの方法として、専門商社を通じて行う方法があります。
売上を稼ぐ方法の一つですが、商社に頼ると海外展開するためのノウハウなどを身につけられないことと、利益確保が難しく、忙しいけれど薄利で商売する(いわゆる、薄利多売)の状況に陥る可能性がありますね。

その問題を避けて輸出するには、最終的には自前で商売できる仕組みを作る必要となります。
規模の小さい企業でどう作るのか。

一つの解決策になるのが、複数の中小製造業者(異なる事業分野を持つのが前提)が集まって共同で海外事業を行う方法です。
この仕組みは、以前から国も「連携」構築の仕組みづくりで支援しているが、なかなか発展しない現状があります。

この原因の一つに、共同作業に参加する企業の姿勢にあると考えます。
何となく趣旨に賛成して集まった企業集団では、上手くいくわけがなく、1社か2社の中核となる企業の存在が必要です。
この企業の社長がリーダーシップを持っていれば、この社長のもと、共同で行う緩やかな組織体(アライアンス、共同組織帯)を作れます。

もちろん、中小企業だけでは、この共同組織の維持運営は難しいので、この事業趣旨に賛同して共に汗をかいてくれる事業支援者か団体の支援を受けることが望ましいと考えています。
いわゆる事務局ですね。
私の経験では、優秀な事務局がいると、リーダーシップを持った社長のもとで複数の企業が協力して事業推進できます。

現在、東京大田区の中小製造業者を支援しております、この企業の中に、近い将来、中国を含めたアジアへの輸出事業を始めたいと考えているところがあります。

上述のごとく、単独では難しいので、複数の企業と推進できないか考える必要があります。
前提は、この企業の社長が強い意志を持って仲間の企業と共に、海外展開する考えがある事です。
よろしくお願いいたします。
以上、

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁


2010年5月11日 | 筆者:山本 雅暁 |



連携;アライアンスは、目的、役割や責任など取り決めてから進むべし!

アライアンス, 各種契約行為のポイント

皆様、

おはようございます。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。

本日の日経新聞に『横浜「開国博」後始末が難航 』の記事が掲載されていました。
Web版の場合、http://bit.ly/dASArt に掲載。

私も横浜市民なので、昨年開催された開国博に参加しました。
しかし、多くのイベントが有料であったが、お金を出しても参加したいイベントが少なかったため、楽しく過ごせたという記憶が薄かった、と言うのが率直な印象です。

前市長の中田さんが旗を振って、それなりの税金も使ったイベントなのに何とも残念でありました。
そこに、この後始末のごたごたの記事、横浜市民としての本音を言えば、「このごたごたの責任を当事者全てで責任を取って、赤字分を均等に分担せよ!」と言いたいのです。

本日ブログでこれを取り上げましたのは、日常行われる企業間同士の連携;アライアンス・コラボレーションや、大学と企業間の産学連携でも、似たようなことは起こりやすいからです。

どうも日本の社会で起こりがちなのは、事業連携や産学連携を行うときに、以下の事項について明確に取り決めて文書化しないで“あいまいなまま”でスタートしてしまう事です。

・目的
・解決すべき課題
・成果目標(売上金額や開発・商品化など)
・成果の共有の仕方(いわゆる分け前)
・費用の分担、失敗したとき或いは想定しない事態が発生した場合の対応(事業の停止やそれまでに発生した費用の分担、参加企業・組織の責任の取り方など)
・連携中に発生する知財情報(特許やノウハウなど)の扱い方、
・スケジュールと役割分担、など

上記の取り決めを明確に行い、かつ、連携;アライアンスというプロジェクトをきちんと行うには、へそになる機関や企業が必要なのです。
これは、私の経験からはっきり言えます。

上述しました横浜市のケースでは、横浜市などが出資する「横浜開港150周年協会」がこのへそ;司令塔の機能を果たすべきだったと考えますが、役人や企業の寄り合い所帯組織であったため、この機能が果たせなかったようです。
実業経験のない役人は、司令塔の役割は出来ません。これは事業経験のある民間人が行うべきです。
連携;アライアンスのプロジェクトを行うときには、司令塔となる機関や企業が上記の取り決めを契約の形
で取り交わし、プロジェクトをスケジュール通りに推進する進捗管理を行う必要があります。
また、プロジェクト途中で想定外の事態が発生した場合、迅速に全関係者で協議して対応を決める事が必要です。

寄り合い所帯で何も決められない事が見えたら、事務局を設置してそこにリーダーシップを発揮できる人たちをおいて、プロジェクト構築及び運営の権限を与えた方が良いと考えます。

そんな思いがした、記事でした。

よろしくお願いいたします。
以上、
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁


2010年5月10日 | 筆者:山本 雅暁 |



ワークショップ形式でのビジネスプラン作成過程ーその1

インターネット活用, 事業計画, 起業のために

皆様、
こんにちは。グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。

昨日(5月8日)、コラム記事に書きました様に、ワークショップ形式でのビジネスプラン作成会議を行いました。
その結果について説明いたします。
1.討議開始する前に、全員に以下の事を確認・合意してもらった。

(1)必ず自分の言葉で考え、しゃべる
(2)他人のコメントや考えに対してネガティブ(批判や反論など)なコメントを出さない
(3)疑問があれば、質問し他人の考えを理解する
(4)自分の考えと異なる意見に対しては、自分の考えと理由を述べる
(5)他人がしゃべっている間は良く聞き、発言をさえぎらない

2.ビジネスプランに入れる項目の確認

(1)顧客の明確化;誰が買ってくれるか。具体的に書く。
(2)市場とは、
(2)-1.参入或いは住むのは、どんな市場
(2)-2.市場規模
(2)-3.成長率
(2)-4.ポジショニング
(2)-5.課題や参入障壁
(3)商品・サービス・技術;何をどのように幾らで売るの。
商品・サービス、売値、場所・地域、宣伝広告
(4)競争相手;競合する会社や技術は
(5)自社の強み;会社・商品・サービスの強みは
(6)ビジネスモデル(事業の仕組み);どうやって儲けるのか。
(7)必要資金;資金の明確化と、確保・調達方法
(8)リスク;予想されるリスクと対応策は

今回作るビジネスプランは、上記項目を入れることを全員で確認した。

3.全員がワークショップ形式の打ち合わせを行う事が初めてだったので、各自に自分の特徴や性格について、2づ分間の時間を与えて書きだしてもらい、30秒の時間で発表してもらった。

仲間でも知らない発見があったようで、場がなごむと共に、コツをつかんでもらえた。

4.今回のワークショップでは、個人や会社の特徴・能力を洗い出し、会社を取り巻く社会・経済状況を確認して、会社の現在の事業基盤と強み、新規事業基盤の候補を洗い出す事を目標にすることを全員で確認した。

5.ITベンダーを構成するメンバーは、全員ソフトウエアエンジニアなので、先ず、個々のメンバーの能力や特徴・強みについて、棚卸をしてもらった。
この棚卸は、技術面だけでなく、会社を構成するメンバーとして貢献できること(たとえば、管理能力や営業力など)についてもカバーしてもらった。
1項目ごとに1枚のインデックスカードに記入してもらった。
その後に、各自に自分能力や特徴・強みを発表してもらい、Q&A終了後に全てのインデックカードを模造紙に貼った。

6.次に、会社を取り巻く社会状況、経済状況などについて考えてもらい、会社がいる市場環境について各自に考えてもらい、1項目ごとに1枚のインデックスカードに記入してもらった。
その後に、各自に自分の意見・考え発表してもらい、Q&A及び討議を行い、終了後に全てのインデックカードを模造紙に貼った。

7.5項で貼りだしたインデックスカードをしばらく見てもらって、全員で現在の事業基盤や特徴・強み、将来の事業基盤案などを確認・討議しながら記載したインデックカードをカテゴリー分けしてもらった。

8.7項のインデックスカードを今度は、2次元座標軸(今回は、易しさ/難しさ、および、ソフトオリエンテッド/ハードオリエンテッドの2軸)を書いた模造紙に全員で振り分けをおこない、各象限に貼りなおした。

9.8項の模造紙に、6項で確認した社会状況、経済状況、市場状況のインデックスカードを貼った。

10.9項の模造紙の周りに集まって、全員で、今後の新規事業基盤として考える候補選びを一つずつ行い、各インデックスカードに参入すべきか可能なもの(☆印)、可能性はあるがやや優先順位が低いもの(○印)、事業性や商品性など検討すべきもの(△印)、現時点では考えられないもの(×印)を付けていった。
今回の検討は、全体の半分について候補者選びを行った。検討時間が、休憩を含めて7時間を超えたのでここで終了とした。

次回は、5月22日(土)に行う予定。
残りの候補者選びを行い、△印以上になった候補について、各自に調査を依頼する。
調べる項目は、どんな商品やサービスをイメージするか。類似した商品やサービスがあるかどうか、あれば特徴など。

第2回目の説明は、5月22日以降に記載します。
よろしくお願いいたします。
以上、

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁


2010年5月9日 | 筆者:山本 雅暁 |



「ワークショップ」の価値と活用について

起業のために

皆様、

おはようございます。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。

最近、研修やセミナーにワークショップ形式の全員参加型・双方向性で、実作業を行うやり方を実験的に取り入れました。

今までも、1日とか複数日にまたがる研修やセミナーにワークショップ形式を採用してきましたが、比較的短時間に行うものには、座学形式の一方向型を中心にプログラムを組んできました。

私は、研修やセミナー行った後に必ず受講者に評価を行ってもらい、「通信簿」をつけてもらっています。
5点満点で評価してもらっています。

最低目標値は、「4.1点」で、今までの最高得点は、「4.6点」、最低点は、「4.2点」でした。

今年の目標値は、「満点」を取ることです。

今までの座学中心のセミナーの最高点は、「4.3点」。
4月24日(土)に行いましたセミナー:「事業計画作成セミナー(創業・起業短期準備実践編);創業・起業を考えているあなた! 基本を学んで事業計画概要作成を出来るようにしましょう」では、ワークショップ形式を採用した結果、今までの最高得点「4.6点」を得られた。(セミナー時間は、3時間)

やり方を工夫すれば、短時間でも効果的にワークショップ形式のセミナーや研修を行えることが体感できました。

目指そう、満点;5.0点 ゲット です。
 

そこで、ワークショップの考え方の基本を再点検することにしました。
ワークショップのハウツーものは、世の中にたくさん出版されていますが、それらの書物には興味をひかれない。自分で試行錯誤しながらブレインストーミングやKJ法などの手法を使っていくことで自然に自分にマッチした方法を確立することが可能です。少なくとも私の場合はですが。。。
私が、ワークショップの考え方、目的・意義・社会的な意義などについて認識し理解できたのは、中野民夫氏が書いた「ワークショップ」(岩波新書)を読んだ事でした。

昨日、ワークショップの考えを再確認するために、「ワークショップ」を読みました。
ワークショップの考えを確認するには最適な書物の一つだと思います。
ご興味がある方に、読まれる事をお勧めします。

今、あるITベンダー企業の支援をしています。
このたび、この企業のビジネスプラン作成を手伝う事になりました。ビジネスプラン作成は、今後、5年~10年の時間軸で企業の存続と拡大を図るための事業展開の基盤確立が目的です。

このビジネスプラン作成を、全員参加型のワークショップ形式で行う事になりました。
本日が初日です。

ワークショップ形式でのビジネスプラン作成過程を順次本コラムで報告します。
よろしくお願いいたします。
以上、

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁


2010年5月8日 | 筆者:山本 雅暁 |



株式会社イー総研の登録講師になりました

アライアンス, インターネット活用, 事業承継, 事業計画, 助成金・補助金, 助成金・補助金・融資, 各種契約行為のポイント, 女性の起業, 融資, 起業のために, M&A, NDA締結のポイント

皆様、

こんにちは。グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。

このたび、縁がありまして 株式会社イー総研の登録講師になりました。

主な講演テーマは、以下のようになります。

<主な講演テーマ1>
◆創業・起業支援
・開業準備集中セミナー基礎編:創業に対する心構え・考え方、創業アイデアの出し方、その他創業準備全般のポイントを理解
・開業準備集中セミナー実践編:事業アイデアの創出から事業計画の作成・発表まで
・実践的事業計画作成:事業計画作成と開業資金・資金調達まで。また、融資を引き出す方法について紹介

<主な講演テーマ2>
◆経営支援
・事業計画の作成(事業アイデアの創出から具体的な事業計画作成までのフルコース)
・雇用以外の補助金・助成金を獲得するための課題と対応
・他社との事業連携を成功させる方式:課題と対応(事例に基づき具体的なノウハウ取得、事例ワークによる模擬体験も可能)
・M&Aの実行上の課題と対応(M&Aを成功させるキーワード)
・事業撤退を成功させるための課題と対応(事例に基づき説明、事業撤退のキーワード)
・事業者の立場で見た各種契約締結のポイント(機密保持契約、開発契約、ライセンス契約、購買契約など)
・インターネット活用術;市場調査から事業展開、広告宣伝まで徹底活用術(バーチャルとリアルの組合せも含む)
・海外企業との交渉、コミュニケーション術(Eメール文章作成のポイントなど)
・他社を含む会議の効果的な運営方法と議事録作成のポイント

<主な講演テーマ3>
◆OJTによるビジネススキルアップ
・インターネットで入手できるデータを活用した効率的・効果的な市場調査を含む調査と分析
・海外企業との交渉、コミュニケーション術(Eメール文章作成の実践的なノウハウ獲得)
・「チームを引っ張るリーダーシップ&リーダーノウハウ」:強いリーダーシップでプロジェクトを成功させる法則!
・他社を含む会議の効果的な運営方法と議事録作成、活用のポイント
・ビジネスのコラボレーションを成功させる法則
・事業者側から見た契約知識と応用・実際
・事業計画作成のポイントと課題

<単独講演以外に受けられる形式>
講演、研修セミナー、パネルディスカッション(コーディネーター・パネラー)
OJT方式の双方向の研修セミナー
パワーポイントを利用。プレゼン資料の抜粋版を配布資料として配る。
規模は不問。

私のプロフィールは、下記Webサイトに出ています。

講演.com

http://kouen.com/product_info.php/products_id/2039

講師.com

http://koushi.com/product_info.php/products_id/2039

 

今後とも機会があれば、積極的に講師として活動していきたいと考えています。

よろしくお願いいたします。

以上、

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁


2010年5月8日 | 筆者:山本 雅暁 |



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